駐車場の中央線の工事

駐車場への車道の仕切り線の補修工事の着工前

こちらは、駐車場に引かれた既存の中心線が経年劣化によって薄れ、視認性が大きく低下した状態の着工前写真です。センター白線が不明瞭になると、車両の進行方向や区画の境界が分かりづらくなり、接触事故や通行トラブルの原因となる可能性があります。こうした安全性の低下を防ぐための、道路中央線の補修工事の施工例です。

プライマーの塗布

補修工事の初期工程として、路面にプライマー（接着促進剤）を均等に塗布します。アスファルト面と新たに施工する溶融式ライン材との密着性を高めるために欠かせない工程で、仕上がりの耐久性を左右します。特に交通量や紫外線の影響を受けやすい駐車場では、塗膜の剥がれを防ぐための重要な処理となります。

チョークによる墨出し

車線分離線をより正確に上書きするため、事前にチョークを使って基準線（墨出し）を行う作業です。墨出しは目印としての役割を果たし、白線の直線性・左右対称性を確保するために非常に重要な工程です。丁寧な下準備をすることで、完成後の見た目や精度が大きく向上し、駐車場の利用者にとっても快適で安全な空間が提供されます。

中央線の溶融材による補修工事１

ここでは、専用機器を用いて高温で加熱された溶融式ライン材を、チョークラインに沿って路面へ直接塗布している様子が写っています。溶融材は冷えるとすぐに硬化し、耐摩耗性に優れた丈夫な路面標示として仕上がります。

中央線の溶融材による補修工事２

引き続き、道路中央線の修繕作業中の様子です。白線を一定速度で引き続けながら、路面の状態や白線の整列具合を都度確認しつつ施工を進めています。

駐車場への車道の仕切り線の補修工事の完了

すべての工程を終え、中央線の補修工事が完了した状態です。白くくっきりとした白線が中央に引かれ、駐車場の進行方向が明確になりました。これにより、車両のスムーズな誘導が可能となり、安全性と利便性が大きく向上しています。また、美観の面でも整備された印象を与え、施設全体の印象アップにもつながる仕上がりとなりました。

駐車場のライン工事の動画を見る

駐車場の白線ライン工事や車椅子マーク等の溶融材の工事はもちろん、車止めの設置工事、駐車番号や「軽」「徐行」「止まれ」「来客用」「駐車禁止」などの文字および駐輪場の自転車マーク、EV QUICKマークなどの加熱溶着シートの貼り付け工事を動画で紹介。駐車場のライン工事のご予定がございましたら、是非ご参考にして下さい。